昨今のペットブームで、集合住宅であっても「ペット可」の物件は増えていますが、マンションやアパートでペットを飼う時の注意点はしっかり押さえておかなければいけません。
集合住宅で飼う時は必ず規約を事前にチェックし、何が良くて何がダメなのか知っておく必要があります。また、住みだしてからのマナーも欠かせません。
トラブルが起きてしまってから慌てるより、事前に調べて犬や猫とストレスなく、快適に過ごせるように準備しましょう!
契約書や管理規約しっかり確認する

「ペット可」の物件だったとしても、その規約によって内容は様々です。
- 飼える頭数に上限がある
- サイズに上限がある(犬の場合は小型犬限定など)
- 共用部の移動時の規則(抱っこやキャリーに入れる)
- ベランダでのブラッシング等の可否
- 予防接種やワクチン接種、不妊・去勢手術
よく記載されている代表的なものをピックアップしましたが、マンションやアパートによって決まりは千差万別です。基本的にはマンション内でトラブルを避ける為のものであるので、場合によっては途中で規約が変わることもあります。愛犬の為にもしっかりチェックしておきましょう。
共用部でのマナー

・共用部の移動時
規約にもよりますが、基本的には抱っこやキャリーで移動するを考えていた方がいいでしょう。エレベーターに他の方と一緒に乗る時は、「一緒に乗っても大丈夫ですか?」と一声かけるのが大切です。中には犬アレルギーの方もいらっしゃるので注意しましょう。
また、人とすれ違う時は急に犬がかみついたりする可能性もあるので、すれ違い人と反対側に犬をもっていくと安全ですね。
・排泄マナー
外出時、エントランスまできたら安全と思って油断し、外に出てすぐマンション敷地内の植栽に排泄をしてしまうというのはやってしまいがちなことです。他の住民の方がそれを見てトラブルの原因となってしまうかもしれません。
万一、粗相をしてしまっても慌てず、トイレットペーパーやシートでふき取りましょう。おしっこでもふき取り、消臭スプレーまで対応しておくと安心かと思います
・ベランダでのマナー
規約によってはベランダに犬を出すことを禁止しているマンションやアパートもあるので、しっかり確認しておきましょう。ベランダなら大丈夫だろうと、ついついやってしまいがちなことです。ベランダに出るのはOKでも、ブラッシングやトリミングは禁じているところが多いです。エレベーターのマナー同様、住民にはアレルギーの方もいらっしゃるかもしれないので、毛が飛んでしまうと大変です。
もし規約で禁じられていなくても、トラブル防止の為、ベランダでのブラッシングは行わないのが無難でしょう。
中にはトイレをベランダに置いて排泄させている飼い主さんも見受けられますが、異臭トラブルになりかねないですし衛生上もよくないので、こ絶対にやめておきましょう。
物件探しの時に気を付けたいこと
・マンションやアパートの現状を内見して確認する
「ペット可」という条件だけで判断するのはおすすめしません。内見時には共用部のマナーがしっかり守られているかも確認しておきましょう。共用部で排泄物の臭いがしたり、備品が噛まれた跡があるなど、マナーが守られていない物件も中にはあります。お部屋の内見だけでなく、共用部までしっかりチェックしておきましょう!
・周辺環境
お散歩できるコースや公園、動物病院やペットショップの有無など、犬と住みやすい環境下確認しておくことも重要ですね。公園は子供が多い地域では、散歩しにくいこともありますので、最寄りのドッグランを調べておくのもいいでしょう。毎日ではなくてもたまには思いっきり犬に遊ばせてあげらえる環境があると、ストレスをため込まずのびのび生活できるのではないかと思います。
まとめ

集合住宅で犬を飼うというのは、一軒家に住むより守らなければならないことが多くあります。でも何も知らずに住み始めて、他の住民の方とトラブルになってしまい、その場所に住みにくくなってしまうなんて事態は嫌ですよね。
しっかりと情報を取り入れて、犬や猫と楽しく過ごせる環境を見つけてください!
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